2015年08月03日 セミナー・リポート
こんにちは。
8月1日(土)、大竹市総合市民会館にて、大野浦病院様主催のセミナーがありました。
「嚥下障害について」と題して、言語聴覚士の松原かほりさんが講師を務めました。
松原さんは、摂食嚥下の流れから、嚥下をしやすくする介助の方法、摂食嚥下障害
の原因、飲み込みの力をつける練習方法などをお話しされました。今回のセミナー
では、聴講者自身も体験することが多かったです。例えば、目を閉じての食事、
唇を閉じず舌を使わずに食事をすること、お茶を顎を上げて飲むことなど、高齢者
になったときに摂食嚥下がどういう状況になるかを身を以て知る機会を与えてくだ
さりました。
松原さんの「食べることは意欲的な生きる力につながります」という言葉は力強く、
VTRを交えてのお話でしたので、とても印象に残りました。
私たちは高齢者施設を案内する立場ですが、各施設様のお食事の面(お食事の介助
のやり方)もしっかりとリサーチしなければならないと、改めて感じる時間となり
ました。
大野浦病院様、ありがとうございました。
※8月29日(土)には、大野浦病院様主催で、「口腔ケア」についてのセミナーもあります。
興味のある方は、ぜひ問い合わせてみてください。